
アトランタには毎月第4週目の金曜日に「critical mass」というバイクライドがある。サンフランシスコでも「critical mass」やってたし、サバナでもやってたし、多分アメリカの都市では月に一度「critical mass」やってると思うし、もしかしたら参加した人もいたりして?
「critical mass」を直訳すると臨界質量という意味らしいが、社会的学に訳すと「社会を変えうる力になる程の数の人の動き」と捉えられるらしい。私達の参加したバイクライドは臨界質量というよりは、社会を変えうる人力のほうだな。

実際に何をしたのかっていうと、金曜日の帰宅ラッシュアワー時に自転車に乗って、アトランタ市内中を走り回る。道路を埋め尽くすぐらいの大勢で自転車に乗る事で、自転車に乗ることを多くの人に奨励したり、自動車運転者に同じ道路を共用する自転車の存在を認知してもらったりして、自動車社会のアメリカだけど、都市市内だけでも安全に自転車に乗れる街になってもらう社会運動の一環みたいなものかな。ガソリンも高くなってきてるし、もっと多くの人が自動車から自転車に転換すればきっと大気汚染も減るだろうし、バイクライドは良い運動にもなるし、win win シチュエーションな訳なんです。