3.28.2009

噂の手紙

So here it is.

しえ、ひさしぶり。
もう黒人男性と付き合う夢は叶えましたか?喜々として黒人の素敵さを力説していたしえをなつかしく思います。

喧嘩が増えてきて、しえが「もっと大切にしてくれる人と付き合う」と言い捨てたあの日から、もう17年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。

この手紙を書いたのは、特に用事や理由があるわけではないんだ。ただ昨日友達と会ってしえの話題が出たから、ひさびさに思ったままでも何か書いてみようと思って。びっくりさせたかな。

今振り返って考えてみると、あのころのしえは、穏やかでかわいい雰囲気をかもしだしていたわりに自由人で手に負えなかったのを覚えています。天真爛漫でおれにも優しかったけれど、どうも自分だけのものにならないような歯がゆさをいつも感じていました。「あっさりした恋愛が理想だよね」ってしえに押し付けられたときには、なんとも言えない切なさがありました。

あ、そういえばしえからしてみれば、おれは初恋の相手なのかな?付き合った当初はやけにしえが不安げだったのをよく覚えています。「手はつないだほうがいいの?」「週に何回会えばいいの?」って、正直うるさい(笑)

付き合い始めのころ、しえは平気で「いつか結婚してあげてもいいよ」などと言っていましたね。あまりの強気(意地っぱり)に唖然としたけど、その気持ちは嬉しかったものです。今でもその話は有効なのでしょうか。

総括して言えば、おれはしえと付き合えてよかったと思っています。振り回されたけど、そのおかげで忍耐力もついたし、言いたいことを封じ込める技も身に付きました。

いろいろ書いたけど、おれはしえが大好きでした。これからもしえらしさを大切に、あと、ときどき生えてくる太い腕毛を大切にして(笑)、いつか幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. あのころのしえは、なぜかお婆ちゃんのニオイがしました。

Yes I did it too.

1 comment:

Unknown said...

あはは!!!この手紙、まじでウケるよね!!お婆ちゃんの匂いって、タンスにゴンかお線香の匂いだね。あたしの知っているシエ ウラカミはいいにおいだったよ。