9.20.2007

昔、造った物達



昨日久しぶりに陶芸教室にいった。
この陶芸教室は家から徒歩で行ける距離にあって、そしてサバナ市営なので受講料もフレンドリーである。
東京に住んでいたときに通っていた陶芸教室を4月に辞めてからもう既に5ヶ月も経過してしまった。東京ではハンドビルディングのクラスだったから、粘土を紐状にして作りあげていく紐造り、または粘土を玉のようにしてから中を開け高さを加えていく玉造りなどの各種の手法を習った。

今回サインアップしたクラスはろくろを使って陶器を作るクラスだ、そしてコミュニティークラスだからか基本的に自由制作。
自由制作は私の造りたい物が実際に造れる機会ではあるけど、今の自分には自由制作できるだけの技量がない。大切にしたいのはこの時間を自分にとって有意義ある時間にしたいということ、そしてそのために「まず計画を立てよう」そして「なにがしたいのか明確にしよう」と思う。

















大学2年生のとき選択科目で陶芸クラスを取る機会があった。そのとき以来ろくろを使うことなどなかった。そのせいか、結構色々と詳細な手順を忘れていた事に改めて気づいた。そして何よりもショックだったのは粘土をろくろの中心にあわせる感覚が摑めない。一度習得した感覚を失ったと確信したときは井戸の底に落ちていくよう。ただ葛藤と余分な力だけが手に入る。
周りを見回すと、半数はさくさくと器らしきものを造っていて、半数は私と同じように粘土とともに回転運動をしている。
そして私の前に座っているおばさんはもう既にギブアップしてしまったか、粘土とともに放恣状態なままそこに座っている。そして先生はそんな彼女に「楽しまなきゃ」といって丁寧に手取り足取り救いの手を差し伸べている。
私はそんな状況を片目で観察し、もう反方の目で、どうしようもないくらいオフセンターに回転している粘土を見つめながら。。。このクラス(ろくろ初心者クラス)に登録したときから、「初心の気持ちでまた陶芸を始めよう」とおもっていとたことを思い出し、頭を切り替え、気を取り直し、再度挑戦!!

そして今は昨夜の感覚と経験が体と頭に鮮明に残っていて、水曜日が待ちどうしくてたまらない。
確実に週1ペースじゃ物足りない。
今回はもう登録期間がすぎてしまったからもう一つクラスを加える事はできないけど、次回は週2回にしようかな。。。と思案中。

※写真は大学生時代に造ったもの

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